何か。

いや、今日もバイトでした。
いつも来る中学校の旧友がいるんだけど、
そいつがふとアダルト雑誌の表紙を見ながら
「なぁ、知ってるか?」って言ってきた。


いつも冗談とかそういうの言ってるから
その類かと思ったら、それよりもっと衝撃だった。



「○○○○っていうAV女優知ってる?」


いや、聞いたことはなかった。


「しらねぇのかよ。T中学出身初のAV女優なのに。しかも同じ学年。」


…Σ( ̄■ ̄|||なんだって!?


「いやー、俺も最初はうそかと思ったけど、レンタル屋にマジであった。」


なんか、変な気持ちになった。
「よかったじゃん」な訳ないし「大変なんだな…」もちがう。
「やっちゃったな」って言うのもあるけど「あいつがねぇ」みたいな。


それより何より「見てみたい」って言う気持ちが出てきまして。
ある意味祭りだし。ネタ好きだし。



バイト終わって、AVコーナー(人生3度目くらい、借りたことなし。)で探した。
よく考えたら、ものすごい数のAVがあるわけで
すべてがちゃんと名前が書いてある訳じゃない。結局見つけられなかった。



そういえば、アイツ、なんていってたか聞き取れなかったんだよな。


でも、なんとなく家でググって見ました。



そ れ ら し い 名 前 が !!



おー!!アイツだ!!マジだ!!……あー、はぁ…



なんていうか、悲しくなってきた。
こいつは本当にこの仕事がやりたかったんだろうか。
行き場をなくして、これしかできなくなっちゃったんじゃないだろうか…


学校で何度も話したことがある人からそういうのが
まさかでるとは思ってなかった。



でも、これが現実。




かわいく映ってる。笑ってる。




それが、本当に心の底から笑えてるならいいな、そう思った。