それはそうと

SGが傷ついてまいりました。
ネック裏になんかクラックじゃないけど、たぶん温度変化のせいっぽい淀みみたいなやつが出てきました。
最初見たときはものすごくへこんだんです。そりゃ仕方ないです。
高いお金出して買ったものが傷ついたわけですから。


でも…ちょっと待てよ?



「いつまでもぴかぴかなギターがあるか?」
「ずっとぴかぴかって…逆にかっこ悪くね?」




なんというか、結構細かいことを気にする僕ですが、外国の古株ギタリストによくいる「塗装が激しく剥がれたギター」に「かっこいいなー」という思いを寄せるわけですよ。
別にそのギタリストを尊敬してるわけでも、まして音楽を聞いたこともないのに。


「渋いなー!くぅー」と思わせる魅力のあるギター。
それってかなりの『かっこよさ』じゃないかと。


まだ使って間もないぴかぴかの状態は大好きです。
何か愛しい。


でも…



多分弾き込まれていてボロボロのギターになったギターのほうが
もっともっとかっこいいと思うんです。


人が傷つけたものはダメなんですよ?
意味がない。
ビンテージでぼろぼろで100万円?って思いますもん。


なので、自分で弾き込む。
いじるものはいじるし、傷ついちゃったもんは仕方ない。
それは僕になじんできている証拠なんですよ。
僕がひいてなかったらそいつは別のところに傷を持っていったのでしょう。


これからぼくは、こいつの成長をそばで見ていきましょう。